裁判所は「裁判を行うための施設の名前、建物の名前のこと」。
裁判というのは基本的に裁判所で行うということが言えます。
法廷は「裁判を実際に行うための部屋のこと」。
裁判所という施設、建物の中にはいくつかの部屋がありますけど、実際に裁判を行うための部屋のことを法廷と呼ぶので、裁判所の中に法廷があるという状況です。
「裁判所」の意味
裁判所とは、裁判を行うために使う施設、建物の名前になります。
裁判所というのは、基本的には裁判を行うための場所ではありますけど、裁判を行う以外の目的で使う部屋も揃っています。
それらを含めて裁判所と呼んでいるのです。
裁判所に関して多くが知っているのは裁判を行っている部屋のみかもしれませんが、意外とそれ以外にも部屋が多くあるのです。
「法廷」の意味
法廷とは、裁判所の中で裁判を行うための部屋のことです。
多くが知っている、見たことがある裁判を行っている部屋のことを法廷と呼びます。
裁判所にはその法廷以外にも例えば控室、待合室などの部屋も用意されているので、法廷以外の部屋は別の名前がついているということになります。
裁判所の中にある1つの部屋のことを法廷と呼ぶことになります。
「裁判所」と「法廷」の用法や用例
「裁判所に小学生の頃社会科見学で行ったことがあるけど、かなり大きかったな。
建物自体に相当な迫力を感じられたし、すごそうなところだと思ったよ。」
「裁判を実際に傍聴したことあるけど、法廷の雰囲気というのは初めて実感したな。
当たり前だけどすごい厳格な空気で、見ているだけの自分がすごい緊張してきちゃったから。」
裁判所の中の部屋が法廷である
裁判所というのは施設、建物の名前のことであり、その中の1つの部屋が法廷です。
裁判所で裁判を行うわけですけど、実際に裁判を行う部屋は法廷と呼んでいるので、裁判を行うための場所としてより正確なのは裁判所よりも法廷ということになります。
裁判所も法廷も実際に生で見たことがある人、行ったことがある人は少ないと思われます。