「卑屈」の意味と使い方・由来や例文

B!

「必要以上に自分で自分のことをさげすむような態度」という意味で、自己評価を異常に低くしている様子が該当します。

謙遜とはまたちょっと違っていて、謙遜は周囲にとってはイメージが良いような自己評価の下げ方をするのですが、卑屈の場合にはそれを越えて、異常に自己評価を低くするので、周りも引いてしまうようなケースがあるのです。

「卑屈」の意味

卑屈というのは、必要以上に自己評価を下げたがる、自分のことを悪く言いたがるような人たちのことで、一般的には悪いイメージの言葉です。

謙遜と比べても、異常にそういったことをしたがるので、周りから見ればいじけているような状況に見え、マイナスイメージがつきやすいと言えるのです。

卑屈というのは他人がその本人に対して使うことが多いですが、否定的な意味になることが多いです。

「卑屈」の使い方

卑屈という言葉は、人に対して使うものです。

だから、卑屈な人という言い方をすることが多いです。

ただ、卑屈な性格という言い方もします。

卑屈という言葉単体で使用するのではなく、人や性格といったものを修飾する形で使うことが多いので、典型的な言い方を覚えておくと良いと言えるでしょう。

卑屈な人や性格というのは実際に見ることがありますから。

「卑屈」の例文

「うちの部署の同僚がすごい卑屈な性格をしているんですよ。

普段から明るい性格ではないんですけど、すごいネガティブ思考というか、自分なんてどうせみたいなことをよく言っていて、異常なまで過小評価しているんですよね。

こういう部分というのは、性格になってしまうから改善は難しいのでしょうか?もっと自信を持てばいいと思うんですけど。」

卑屈な人は身近にいる場合もある

卑屈な人というのは案外身近にいるものでしょう。

また、自分自身がそういう性格であると、周りから見られていることもあるかもしれません。

卑屈というのは主観的な言葉なので、自分がそう思えば卑屈でしょうし、他人からそう思われても卑屈なのです。

したがって、卑屈という言葉は日常の中に溢れている可能性が大いにあると言えると思います。

最新の記事はこちらから