「欲が深い」、「運が悪い」という意味で、元々は仏教用語が由来になっているのです。
業が深いという言葉はそれぞれ異なった意味を持っていますけど、基本的には悪い意味で使われるということが言えるので、そこは頭に入れておきましょう。
ただ、業が深いという言い方をする人は現実的にそんなに多くないと言えるので、そこは注意点です。
「業が深い」の意味
業が深いというのは、欲が深い、運が悪いということです。
欲が深いというのは、一般的にあまりいいイメージを持たれない意味ですが、運が悪いに関しては、よくないことが立て続けに起こることから、日ごろの行いよくないことに関して報いが起きているという解釈ができます。
だから、運が悪いに関してもいいイメージではないということです。
「業が深い」の使い方
業が深いという言葉は、基本的には人に対してのみ使います。
自分に対して使うことは基本的にありません。
特定の人を名指しして、その人が業が深いという言い方をしていくことになります。
そういう使い方が一般的となっているのです。
ただ、業が深いという表現自体を使う人は少数派であり、欲が深いという言い方をする方が圧倒的に多いです。
「業が深い」の例文
「あの人って昇進したっていうのもあるんでしょうけど、最近お金の話ばかりしてきます。
自由に使えるお金が増えたことで、そういった面でテンションが上がっているのかもしれませんが、お金に対する執着心がかなりありそうな雰囲気に見えてくるので、かなり業が深い人なんじゃないか?と思えてきます。
性格的にどうなんだろう?と思いますよね。」
業が深いは一般的に言えばよくない言葉
業が深いというのは、イメージが悪い言葉ですから、それを言われた方は傷つきます。
悪口と捉える人もいるでしょう。
だから、業が深いという言葉は使うときにはそういうことも頭に入れておかないといけません。
欲が深いというのは確実に言われた側は強いショックを受けることになりますから、使う場面は選ばないといけないでしょう。