「セレンディピティ」の意味と使い方・由来や例文

B!

偶然、または予想外に発見した素敵な出会いのことです。

人に対しても物に対しても使えます。

語源は英語で、ホレース・ウォルポールの小説「セレンディップの3人の王子たち」の中で3人の王子たちが己の能力を最大限に使用して幸運をつかみ取っていくというストーリーから誕生した単語です。

そのままカタカナとして日本語でも使われるようになりました。

「セレンディピティ」の意味

語源となった小説のストーリーに基づくように、自分の能力や特技を使って見つけたりつかみ取ったりした幸運、またはその幸運との出会いを指します。

ハプニングが「悪い事柄が予期しないタイミングで起こること」、サプライズが「予期していなかったタイミングで、他人によってもたらされる幸運」を指すのに対し、セレンディピティは「予期しないタイミングに自力で見つけた幸運」を指します。

「セレンディピティ」の使い方

誰でも見つけられる幸運や、自分の力によらない幸運の発見にセレンディピティは使えません。

また想定内であることに対しても使えません。

あくまでも自分ならではの能力、視野があったからこそ偶然見つけることのできた、自分にとっての幸運との予想外の出会いに対して使います。

童話の「青い鳥」の最後のような、思いがけず発見した最高のものという意味でこれ以上ない良い意味で使います。

「セレンディピティ」の例文

「セレンディピティを向上させよう」と言えば、自分の能力で何か幸運をつかみ取る能力を向上させよう、という意味になります。

また「旅先でセレンディピティに出会った」などと言えば、旅行した先で思いがけない素敵な人物や物を発見した、という意味になります。

ビジネスやマーケティングで「セレンディピティ消費」と言えば、消費者が思わず買ってしまうような素敵な商品を提供しようという意味になります。

「セレンディピティ」を積極的に使いましょう

「セレンディピティ」は日常生活でそうそうあるものではありません。

だからこそ自分の能力を磨き、セレンディピティをいつでも見つけられるようにしておきましょう。

そのためには「セレンディピティ」という言葉を忘れないように、普段から使っておくと良いでしょう。

「セレンディピティ」の意味を正しく理解して、積極的に使っていきましょう。

きっと幸運をつかみ取れるはずです。

最新の記事はこちらから