「営業」と「セールス」の違い・意味と使い方・使い分け

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営業は「自社製品やサービスを顧客に対して売るために、ニーズを引き出すこと」。

相手にとって必要なものであるという認識を持たせることがまず大切なのです。

セールスは「単純に製品などを販売すること」。

相手が必要としているものを売るという行為がセールスの基本になります。

したがって、欲しいものを売るという単純な行為になります。

「営業」の意味

営業とは、自社製品やサービスなどを顧客に対して売るために、ニーズを引き出す行為のことです。

相手がニーズを抱いていないと思われるときでも、こんな時に役に立ちますよ?とか、こういった部分で必要性がありますよ?などの言い方で、相手に対して自社製品やサービスなどのニーズが存在すると認識させるように仕向けるのです。

「セールス」の意味

セールスとは、単純に特定の製品などを販売することです。

顧客が欲しいと思っているものを販売する行為がセールスなので、営業のように相手のニーズを引き出すということまでは含まれません。

販売員が営業と同じようなことをする場合もありますけど、セールスの定義ではそういったことまでは含まれないので、必要な行為ではないということです。

「営業」と「セールス」の用法や用例

「営業の心得としては、顧客の態度や表情などをよく観察することだ。

そういったところから相手の心を読むことができ、ニーズを上手く引き出せる場合があるからだ。」

「セールスというのは欲しい品を顧客に販売するのが仕事だけど、当初は欲しいと思っていないものも一緒に買ってもらえるようなトーク術を持っている販売員は最高だね。」

営業とセールスは目的がやや違う

営業もセールスも自社製品などを買ってもらうことが目的ではあるものの、営業はそのために必要なニーズを引き出すというのが大切な仕事になります。

そして、セールスはそういった部分までは要求されていない言葉なので、そこの部分に違いがあるのです。

目的部分に違いがあるというのが営業とセールスの見分け方になると言えます。

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