「看護師」と「看護士」の違い・意味と使い方・使い分け

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看護師は「病院などにおいて患者の健康に寄与する職業のこと」。

現代では男女を問わず、看護師という言い方がされています。

看護士は「病院などにおいて患者の健康に寄与する職業のこと」。

意味は看護師と全く変わりませんが、以前は男性の場合に限って看護士という言い方をしており、男女で区別をしていたということになります。

「看護師」の意味

看護師とは、病院などにおいて患者の健康に寄与するという任務を持った職業のことで、現在使われている呼び名となっています。

男女を問わず、看護を行う職業に従事する人たちのことを看護師と呼ぶのが通例であるため、特定の看護師が男性なのか?女性なのか?というのは、名前からは分からないという状況になっているのです。

「看護士」の意味

看護士とは、病院などにおいて患者の健康に寄与するという任務を持った職業のことで、以前使われていた呼び名になります。

以前は男性を看護士、女性を看護婦と呼んでおり、性別によって呼び名を変えていたのです。

その後、男女ともに看護を行う職業に従事する人は看護師で統一されたため、現在はほぼ使われていない名称です。

「看護師」と「看護士」の用法や用例

「将来は看護師になりたいから、看護について学ぶことができる大学を選びたいと思う。

でも、そのためにはしっかりと勉強をしないといけないね。」

「昔は看護婦や看護士という言い方をしていたけど、気が付いたらそういう呼び方はしなくなってるんだよな。

時代が変わると、それによって職業の呼び方が変わるということもあるのだろう。」

看護師と看護士の違いはない

看護師と看護士という言葉に関して、職業としての違いはありません。

仕事内容に変化が生じたわけでもないのです。

時代の要請によって、看護婦と看護士という呼び方を看護師に統一したということなのです。

したがって、看護師と看護士の違いというのは単純に時代の違いということになります。

今後看護士という言葉を使うことはまずないです。

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