治めるとは、統治すること、政治を治めるなどとしてつかわれる。
修めるは、学問、武芸、芸能などを学ぶことや、自身の行いを修めるなど、行いを正しくすることなどに使われる。
どちらも、おさめるという呼び方だが、意味合いがだいぶちかい、国家を治める、学問を修めると、使い方の違いか顕著です。
治めるの意味
治めるとは、国家を治める、反乱を治める、乱れを鎮める、落ち着かせるといった意味で使われることが多い、乱をおさめるなどの、歴史で使われることの多い、おさめるは、この、治めるが大半です。
近代でも、ニュースなどで、紛争を治めるなど、国際的なニュースで使われているのが身近でしょう。
修めるの意味
修めるの意味は、主に学問や、武芸、芸能を修めるの意味で使われることが多いです。
そのほかには、行いを正しくするという意味で、行いを修めると使われることもあります。
身近では、学校の勉学などを、学問を修めると使い、歌舞伎や、狂言などを修めるなど伝統芸能にもつかわれます。
治めると修めるの用法や用例
治めるや修めるでは、歴史などでは、国を統治する、つまり、国を治める、反乱を治めるなどとつかい、紛争を治めるといった、落ち着かせるといった用法や用例でもつかわれます。
修めるは、こういった学問を修めてきましたや、行いを正すという意味で、悪い行いを修めるという用法や用例でつかわれます。
治めると修めるのまとめ
治めると修めるは、最近では、歴史の教科書などで、治めるという漢字をみたり、伝統芸能の世界で、芸を修めてきましたなど、使われる場面は限られています。
しかし、名前の場合は、どちらも、おさむ、という呼び方で、治める、修めるを使うことが、多々あるようです。
治めるでは、いずれは何かを背負ってたつ人間に、修めるでは、学問をしっかり学び、身を正しくという、それぞれの願いが多いようです。