「ジレンマ」の意味と使い方・由来や例文

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相反する2つのことの板ばさみになってどちらとも決めかねる状態の事です。

元はギリシャ語の δ?-λημμαからきています。

δ?-λημμαは「2つの仮定(前提)」といった意味の表現であり、それらがもたらす障害や問題を意味し「進退両難」「板ばさみ」という訳語が用いられています。

2つの選択肢がともに受け入れ難いことを比喩的に表現して「ジレンマの角(つの)」ということがあります。

(角は2つで尖っていて不愉快なことから)

「ジレンマ」の意味

ある問題に対して2つの選択肢があり、そのどちらを選んでも何かしらのデメリットがあり、態度を決めがたい状態の事です。

哲学や論争の分野では、前提を受け入れると2つの選択肢の導く結果が、ともに受け入れがたいものになること示しており、議論の相手を困らせる論法です。

日本語では、「両刀論法」とも呼ばれています。

ジレンマに陥る。

2つの相反するものの間で苦しむことです。

2つの選択肢がどちらとも何かしらのデメリットがあり、どちらにするか決めがたい状態のことや同時にある2つのものごとや人の間で、どちらを選択したら良いのか悩み、そこから抜け出すことが出来ない状態のことを主に表します。

一般的な会話で使われる頻度が他の「ジレンマ」の使い方に比べて高い言葉だと思います。

「ジレンマ」の例文

・現在の職場で一生楽に働くか、待遇の良い職場に転職するかジレンマに陥っています。

(2つの選択肢がどちらとも決めがたいもので、それらに苦しんでいる状態)
・食欲旺盛な私はいつもダイエットとのジレンマに悩まされています。

(2つの相反するものごとに悩み苦しんでいる状態)
・2人の女性に告白されてジレンマに陥っています。

(2つの選択肢に板ばさみにされ悩んでいる状態)

これぞジレンマ

普段の生活の中でも出てくる感情である「ジレンマ」のことについて深く知ることができます。

あまり意味を正しく説明できる人は少ないと思います。

そんな普段耳にしているだがしかし、意味を説明することが難しい言葉であります「ジレンマ」を分かりやすく、丁寧に、愛をこめて、真心をこめて、魂をこめて、説明出来たら嬉しいです。

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