「新品」と「新古品」と「中古品」の違い・意味と使い方・使い分け

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新品は「小売店で売られている状態の商品のこと」。

消費者の手に渡る前の状態です。

新古品は「消費者の手に渡ったが、新品と同様の状態の商品のこと」。

小売店から商品を消費が買ったものの、中を開けていない、封を切っていない状態のものです。

中古品は「消費者の手に渡り、中身を確認した、使用した状態の商品のこと」。

商品それ自体に使用感があるものや中を開けた、封を切ったもののことです。

「新品」の意味

新品とは、メーカーが作った商品を小売店で販売している状態のことです。

買取店などが買い取ったものを販売するようなケースを除いて、小売店で販売されているものは基本的に新品であり、それが消費者の手に渡った時点で新品ではなくなります。

だから、新品と言える商品は小売店が商品の所有権を持っているときに限られるのです。

「新古品」の意味

新古品とは、見た目は新品と変わらない状態ではあるありますが、すでに小売店から消費者に所有権が移った商品のことです。

新品の商品を消費者が購入した時点で、新品の商品は新古品に変わることになります。

とはいっても、呼び方が違うだけで新品と新古品というのは商品の状態としては基本的に差はそんなにないので、気にするほどではないのです。

「中古品」の意味

中古品とは、消費者に渡った新古品の商品を開けて、消費者が実際に使ったりした状態のものです。

中身を使用していなくても、封を切ったりした時点で中古品であると見なす場合もあります。

したがって、使用感が全くなくても中古品という扱いになることもありますし、中古品という概念は非常に定義が微妙な状況であると言えます。

新古品という概念が馴染みづらい

新品と中古品という概念はなんとなくは知っている人が多いでしょうけど、新古品という概念はあまり聞いたことがないという人も多いはずです。

そもそも商品は使うために買うのですから、買った商品を使わないで、封をしたまま開けないということ自体がなかなかないわけです。

だから、新古品というのはあまり流通しないものであり、それによって馴染みがないと感じる人が多いのでしょう。

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