「アセスメント」は英語で「assessment」と綴り、「（財産・損害・税額などの）査定、評価」、「（状況などを）判断、評価すること」、「査定額、評価額、（罰金の）割り当て金」、「判断、評価、意見」という意味を持ちます。
したがって端的に言えば、「金額に関する事前の評価のこと」であると解することができます。
「アセスメント」の意味
「アセスメント」は英語で「assessment」と綴り、「アセス」と略されることもあります。
ウィズダム英和辞典第3版によれば、意味は「（財産・損害・税額などの）査定、評価」、「（状況などを）判断、評価すること」、「査定額、評価額、（罰金の）割り当て金」、「判断、評価、意見」となっています。
広辞苑第六版でも「評価、査定、見積り」とありますから、おおむね「金額に関する事前の評価のこと」であると解することができるでしょう。
「アセスメント」の使い方
よく用いられる表現としては「環境アセスメント」という言葉が挙げられます。
この場合の「アセスメント」は「開発が環境に及ぼす影響を事前に予測・評価すること」という意味になります（広辞苑第六版）。
したがって「アセスメント」を広く捉えた場合には「物事に関する事前の評価」という意味で用いることができます。
ちなみに「アセスメント」を付した複合語は医療や危機管理などさまざまな分野に存在しており、各分野によって意味に若干の違いがあるようです。
さまざまな分野の「アセスメント」
介護の分野で使われる「介護アセスメント」は、利用者の健康状態を評価・査定することを指し、これによって利用者に合ったケアを行うことが可能です。
ビジネスの分野には「人事アセスメント」という言葉があります。
これは上司による従来の人事評価ではなく、日々の実績をもとに客観的かつ公平に個人の能力や資質を評価する事を指します。
また「リスクアセスメント」とは対象に潜むリスクを調査し、安全を保つために用いられるものとなっています。
「アセスメント」は「物事を事前に評価すること」
横文字で少し小難しく聞こえる「アセスメント」ですが、調べてみると「事前に予測し」、「評価、判断する」という2点がキーワードであることがわかります。
さらに「アセスメント」は頭に名詞がつくことでさまざまな分野で用いられ、それぞれに微妙に意味の異なった言葉になっていると言えますが、おおむね事前評価によって物事をよりよい方向に進めるための手法に用いられる言葉であると言えます。
