「ニート」と「SNEP」の違い・意味と使い方・使い分け

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ニートは「15~34歳までの就業、通学、家事をしていない人間のこと」。

さらには職業訓練なども受けておらず、就業する意欲がない者という部分も含まれます。

SNEPは「20~59歳までの未婚で無職、かつ肉親以外に普段接する相手がほとんどいない人間のこと」。

無職であることはニートと共通していますが、それ以外では違いがあります。

「ニート」の意味

ニートとは、普段仕事をしていない、学校に通学していない、家事をしていないといった定義がありますけど、さらに職業訓練などを受けていないため、就業意欲がないと思われる人間のことです。

年齢制限があり、15~34歳までとなっているので、35歳以上の人はニートという定義には含まれないことになり、そこは注意点になります。

「SNEP」の意味

SNEPとは、未婚で働いておらず、普段接点のある人間が肉親のみ、または全くいないという人たちのことです。

ちなみに学生は除かれています。

そして、20~59歳までとなっており、ニートと比べると年齢の範囲が広いと言えるのです。

ニートと似ている概念ではありますが、SNEPという言葉は孤立無業者という点が特徴的です。

「ニート」と「SNEP」の用法や用例

「高学歴ニートが増えてきているとニュースで見たな。

高学歴なのだから就職しようと思えばいくらでもできそうだけど、高学歴だからこそ働くことに意味を見出せない、働く気が起きないというのはあるのかもしれない。」

「仕事もしていないで、肉親以外に普段接点がないような人をSNEPって言うんだって。

一人の方が楽なこともあるから、一概に悪いことだとは思わないけどさ。」

ニートとSNEPの共通点は無職という部分

ニートとSNEPは年齢で共通する範囲はありますが、年齢制限の部分では微妙に違いがあります。

そして、SNEPには孤立無業者という条件がついています。

ここがニートとSNEPの大きな違いになるでしょう。

共通しているのは無職という点くらいで、孤独であるか?どうかという点がニートとSNEPの大きな違いと言えますから、そこが見極めるポイントです。

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