整理は「雑然としてまとまりのない状態を,ある基準や規則に従い変えること」。
「収拾」「分類」と言い換えると分かりやすいです。
整頓は「整理された状態から配置を整えること」。
「配置」「再調整」と言い換えると分かりやすいです。
整理してから整頓するとなり、整理が先になされ、それが済んだら整頓をするのです。
整理は雑然とした状態 を収めること
整理は交通整理と使用されますように、混乱している状態を規則に従い整然とさせることです。
人や車の動きを止めたり流したり方向を決めたりします。
また、たくさんの物を整理する事は不要な物を選別して廃棄することや、必要な物は何か考えて保存することになります。
整頓は物の指定席化や分類のことです
整頓は整理が済んだ段階ではまだ雑然さが残っているために、よりキチンとするように順番や分類などのルールを決めて配置をする事です。
現場では工具などを決められた場所に置く指定席化という事がなされています。
図書館では分類番号を決め細かく書籍を保管します。
転勤のため家の物を整理して引っ越し先で整頓した
日常の生活で溜まっていた物は転勤という事態で整理をしなければならなくなりました。
今までいたところは引き払う予定ですので大整理が必要です。
とにかく要らない物は捨てるようにしているものだけを持っていくことになりました。
転勤先では整理された物をまたいつものルールに従い整頓する事になります。
整理は捨てること、整頓は並べ替えることです
整理するとは物を捨てる意味にも使われるように、捨てることで雑然とした状態を改善する事ができます。
しかし、それだけではまだ整然とした状態にはなりませんから、整頓が必要なのです。
分類して並べ替えて保管する事で、必要な物がすぐに見つかり使う事ができます。
インターネットの世界は整理整頓された好い例でしょう。