「思う」と「考える」の違い・意味と使い方・使い分け

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「思う」は、何かひとつのイメージが心に浮かんでいる状態のことを言い、感情的で主観的な心の動きや、瞬間的な判断を表すのに用います。

対して「考える」は、ふたつ以上の事柄を心の中であれこれと比較し、それらを組み立てたり構成したりして客観的に答えを導き出そうとすることを言います。

また、知識や経験などに基づいて判断することです。

「思う」の意味

「思う」とは、胸の中に浮かんでいるひとつの主観的な事柄や感情のことです。

目の前にはない物事について心を働かせたり、願う・希望するという意味もあります。

古くは、言葉に出せない好きな人への恋する気持ちを「思ふ」と言いました。

現在でも、相手のことを思慕する気持ちや、心配する気持ちを表すときなどに使います。

「考える」の意味

「考える」とは、さまざまな材料を比較し、それらを組み立てたり構成したりして、客観的な結論や判断を導き出そうとすることです。

「考える」のもとの形は「かむがふ」といい、ふたつのことを向き合わせて思いめぐらすという意味がありました。

ある物事について知識や経験に基づき、筋道立てて頭を働かせることを「考える」と言います。

「思う」と「考える」の用法

一般的に、「思う」は感情的・感覚的「考える」は理性的・論理的な判断を表すのに用いると言われます。

「夕食の献立を考える」とは言いますが、「思う」とは言いません。

また、驚いたときに思わず口にする言葉は「心臓が止まるかと思った」ですが、「考えた」ではありません。

「将来、弁護士になろうと思う」だと願っているだけという印象を受けますが、「考えている」だと具体的に計画しているということになります。

まとめ

「思う」はひとつのことが胸の中に浮かんでいる状態であるのに対し、「考える」はふたつ以上のことを組み合わせて比較し判断や結論を導き出すことです。

また、「思う」は嬉しいや不満などの主観的で感情的な心の動きを表しますが、「考える」は事柄を筋道立てて分析するというように、客観的で論理的な思考を表します。

思う=感情的・瞬間的判断、考える=論理的・分析的判断と覚えておくといいでしょう。

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