断層は「地中の岩盤がマントル対流や火山活動で圧力を受け割れ目ができてずれること」。
「岩盤亀裂」と言い換えると分かりやすい。
活断層は「地震で比較的短い期間で動いた形跡があり、今後も活動が予想される断層のこと」。
「地震亀裂」と言い換えると分かりやすい。
正断層は「引っ張られることで片方の地盤が滑り落ちること」。
「滑り落ち現象」と言い換えると分かりやすい。
逆断層は「押し付ける圧力で地盤の片方が盛り上がること」。
「盛り上が現象」と言い換えると分かりやすい。
「断層」は大きな地球の活動で出来ます。
「断層」はマントル対流や火山活動、造山活動など地球の大きな動きにより、地中の岩盤が押されたり、引っ張られたりして亀裂が出来て地震と共にずれることです。
日本全国に断層が走っていますが、すべてが動く訳ではありません。
「断層」は日本列島が形勢される過程で作られたものですが、それが過去の地震で動いている可能性は否定出来ません。
「活断層」は将来活発な活動が懸念される断層のことです。
「活断層」は過去の地震で動いていた「断層」のことです。
「断層」がすべて「活断層」とは言えないのですが、断層であれば地震が原因でずれてしまうことはあります。
過去の推定出来る数千年から数百年のスパンで起きた大地震で活動したと考えられる「断層」を「活断層」としています。
正確な定義は難しく、判定も大変に困難です。
「正断層」は地殻が両側から引っ張られることで発生します。
「正断層」は地殻が両方から反対方向に引っ張られることで耐えきれなくなった岩盤に亀裂が入り、上盤に対して下盤がずれて沈みこむ現象で起きる断層です。
その時地震が発生するのです。
地殻が引っ張られて裂けるために出来ますが、例えば、アフリカ大地溝帯の両側には「正断層」があり階段状に断層が形勢されているのですが、地殻が引っ張られている様子が良く分かります。
「逆断層」は押されることでずれて出来る断層です。
「逆断層」は岩盤が両サイドから圧力を受けて耐えきれなくなり、一方の上盤が上にずれ上り出来る断層のことです。
日本には大陸プレートが集まるために方々から押されてしまう関係上、「逆断層」が多くあります。
気象庁の会見でも「正断層」であったということは余り聞きません。
ほとんどが「逆断層」であったとしています。