公用は「国家や地方公共団体などが使用するもののこと」。
特定の個人が使用するものではないという意味で使っていくことが多い言葉になるでしょう。
共用は「共同で使うもののこと」。
共用設備などの言い方が実際にされますが、共用に関してはそれなりに有名な言葉です。
公用とは意味は異なっているので、そこに関して知っておきましょう。
「公用」の意味
公用とは、国家や地方公共団体などが使用するもののことです。
個人では使用しないという意味の言葉になりますから、そこはポイントでしょう。
公用の車などは実際にありますし、そういうケースで使用する機会はあると言えるでしょう。
でも、そんなに頻繁に使われる言葉ではないので、馴染みは感じづらい面はあると評価できます。
「共用」の意味
共用とは、共同で使うもののことです。
みんなで1つのものを使うようなケースで使用する言葉になりますが、集合住宅に住んでいるようなケースでは、共用設備といったものがあるはずです。
マンションなどに住んでいる人にとっては、それなりに馴染みを感じやすい表現になると言えます。
知名度はそれなりに高い言い方になるでしょう。
「公用」と「共用」の用法や用例
「公用の自動車はあくまでも仕事において使うものであり、プライベートなどで使ってはいけないんだ。
そこはきちんと認識しておかないといけないポイントになるだろう。」
「共用設備はみんなで使うものだから、それなりに丁寧に扱っていく必要がある。
他の人たちのことまで考えたうえで、使用する気持ちが大切と言えるだろう。」
公用と共用は意味で区別が可能
公用と共用に関しては意味が異なっている状況であり、そういう部分において区別をしていくことが十分に可能です。
したがって、ここはまず覚えておきましょう。
また、共用と比べると、公用という言い方はそこまでメジャーではないので、どうしても使われにくいという評価ができるでしょう。
そこに関しても知っておくといいと思われます。