「摂氏」と「華氏」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

摂氏は「水の凝固点と沸騰点を基準にしている温度の表示法のこと。」

「℃」と言い換えると分かりやすい。

華氏は「凝固点を32度、沸騰点を212度した温度の表示法のこと」。

「?」と言い換えると分かりやすい。

「摂氏、華氏」は考案者の名前を中国読みしたものです。

「セシウムのC、ファーレンファイトのF」が由来となります。

「摂氏」は日本を含む世界の温度表示

「摂氏(せっし)」は「℃(ドシー)」のことで、日本では普通に使われている温度の表示法です。

「摂」は考案者のセシウムの中国読み「摂爾思」から採られています。

水の凝固点と沸騰点を基準にしてその間を100等分にしたものです。

ですから0度を下回れば厳寒となり、35度を上回れば猛暑となるのです。

世界的に大変に馴染みのあるものです。

「華氏」はアメリカなど一部の国で使う温度表示

「華氏(かし、かっし)」は「?(ドエフ)」のことで、アメリカなど極一部の国でしか使われない温度の表示法です。

「華」は考案者のファーレンファイトの中国読み「華倫海特」から採られています。

水の凝固点を便宜上、32度、沸騰点を212度としたもので、その間を180等分しています。

人間の生活感覚に合っていると言われますが、摂氏に馴れている人にはかなり高い温度に感じてしまいます。

世界では「摂氏」が当たり前で「華氏」は例外的なもの

「華氏」は、メートル法施行以前は英語圏でも使われていたものですが、それ以降は「摂氏」に置き替わっています。

ただ、アメリカはヤードポンド法を取っているためか、「華氏」をいまだに使用しています。

アメリカの電化製品の温度表示も「華氏」が使われています。

摂氏から華氏に変換する場合は、「摂氏×1.8+32度」となります。

摂氏の35度は華氏の95度に相当します。

「摂氏」と「華氏」とは

「摂氏」は世界で使われている温度表示のことです。

水の凝固点と沸騰点が基準となり、その間を100等分しています。

分かりやすいものですが、「華氏」はアメリカなど極一部の国でしか使われていないものです。

「華氏=摂氏×1.8+32度」の変換式があります。

そのため、総じて華氏は高い数値になります。

また、「摂氏」も「華氏」も考案者の氏名から採られた名前になります。

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