「対抗」と「対当」の違い・意味と使い方・由来や例文

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対抗は「対立すること、お互いに張り合う状況のこと」。

対抗に関しては自分以外の特定の人が必要であり、その人と対立する、張り合うと言えるケースで使っていく言葉です。

対当は「向かい合うこと、釣り合うこと」。

向かい合うという意味があるので、ここは対抗の意味に近い状況と言える可能性があります。

でも、有名な言い方ではないです。

「対抗」の意味

対抗とは、対立すること、お互いに張り合う状況のことです。

対抗という言葉はお互いが相手と競る場面やいがみ合う場面で使われることが多い表現になります。

かなり知名度は高いですし、それなりに使用できるシーンは多いと言えるのではないかと思われるのです。

自分で使ったことがある人も多くいると評価できる可能性が高いです。

「対当」の意味

対当とは、向かい合うこと、釣り合うことです。

対抗の意味と同じではないですけど、似ている部分はあります。

向かい合う、相対するという意味で使うことができますから、対立する状況においても使用可能な面があり、対抗の意味にそこそこ似ていると言えるでしょう。

でも、対当という表現はあまり有名ではないので、知っている人は少ないです。

「対抗」と「対当」の用法や用例

「同期入社してきた人間に関しては、どうしても対抗意識が芽生えてくる。

つまり、絶対に負けたくないと思うような感覚になるんだ。

相手も同じように思っている可能性が高い。」

「ライバルというのは、どうしても対当な状況になりやすい。

お互いに相手のことを意識しているケースが多いと思うから、常に勝負をしている気分と言える。」

対抗と対当は使用頻度で区別が可能

対抗と対当に関しては意味はやや似ている面がありますが、使用頻度に関しては違いと言える箇所があります。

対抗はそれなりに有名なので、使われる機会も多いですけど、対当は一般的にはあまり知名度は高くないため、使用される場面も少ないと言えます。

こういった部分に関しては、区別できる箇所になると言えると思われます。

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