「道」と「道路」の違い・意味と使い方・使い分け

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道は「人などが通る場所のうち、自然発生的に生まれたもの」。

人間が作り出したものではなく、自然に存在したものというのが道になるのです。

道路は「人間が作り出し、人間が管理している人などが通る場所のこと」。

人工的に作られたもの、整備されたものということになるので、自然発生的ではないところが道との違いになります。

「道」の意味

道というのは、自然発生的に存在した人間などが通る場所ということになります。

自然発生的ということですから、整備したりしてはいない場所ということが言え、気が付いたら人間などが通ることができるような場所になっていたという状況になります。

いろいろな場所で開発が進んでしまった現代では、未知に該当する場所はかなり少なくなっている可能性があります。

「道路」の意味

道路というのは、人間が作った人工物であり、かつ人間が管理しているものになりますから、自然にできたものではないという点において道とは違うということが言えます。

道路というのは整備されたものなので、明らかに道とは見た目が異なっていると言えますし、横断歩道などが施されている場所も多いですから、すぐに分かるでしょう。

「道」と「道路」の用法や用例

「森の中で迷子になってしまった。

来た道を戻るべきか、先に進むべきか、迷うな。

こういう自然の中にある道というのはどこに続いているか分からないから、やっぱり戻った方が良いかな。」

「このあたりは最近道路が新しく整備され、かなり綺麗になったな。

とはいっても、人や車が通るわけだから、そのうちまた汚くなってしまうんだろうけどな。」

道と道路は経緯が異なる

道というのは自然に生まれたものと言えるので、人間が基本的にかかわってはいないものになります。

しかし、道路は人間が作り出したものであり、人間が明らかにかかわっているもので、そこに大きな違いがあります。

自然にできたものと意図的に作ったものという、経緯の違いがあるので、道と道路は機能はほぼ同じですけど、別物ということになっているのです。

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