隠微は「外見では分からないような微妙な部分のこと」。
つまり、外見からは気付くことができない部分という言い方ができるでしょう。
日常的に使用しやすい言葉です。
機微は「外見では分からないような事情のこと」。
他人が抱えている事情に関して、外から見ただけでは分からないと言えるケースで使っていきます。
隠微の意味にそれなりに似ています。
「隠微」の意味
隠微とは、外見では分からないような微妙な部分のことです。
ある人に関する特定の部分を指しているものの、それ自体が微妙な状況であるために、外からは確認できない、気付けないと言える場面で使っていきます。
隠微という言葉はそんなに有名ではありませんから、知らない人もそれなりに多いのではないかと思われる状況でしょう。
「機微」の意味
機微とは、外見では分からないような事情のことです。
何かしらの事情を抱えているようなシーンにおいて、外見からではそれが分からない、察することが不可能と言えるような場面で使う言葉になります。
隠微の意味にそこそこ似ていると言えるでしょう。
したがって、同じようなシーンで使用できる可能性があると言えるはずです。
「隠微」と「機微」の用法や用例
「外見ではなかなか気付きづらい部分、つまり隠微と言える部分に気付いてあげると、相手は喜んでくれることが多い。
自分をよく見てくれているということだからね。」
「人間は誰しもいろいろな事情を抱えながら生きている。
しかし、どうしても機微と言えるようなケースである場合には、他人がそれに気付くことは難しいだろう。」
隠微と機微は意味がやや似ている
隠微と機微に関しては意味は似ている状況と言えます。
全く同じ意味ではないですが、共通している部分はあるので、同じようなシーンで使っていくことができるはずです。
ただ、こういった言葉は一般的には知名度は高くありません。
だから、知っている人は少ないと言えるでしょう。
馴染みは感じづらい面があると評価できると言えます。