「西洋」と「欧米」の違い・意味と使い方・使い分け

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西洋は「ヨーロッパとアメリカ諸国のこと」。

ヨーロッパ全体とアメリカ、あとはオーストラリア、ニュージーランドなどを指す言葉として特に西洋という言葉が使われます。

欧米は「ヨーロッパとアメリカのこと」。

ヨーロッパとアメリカを合わせて、欧州と米国になるのでそれで欧米という表現を使っているということになります。

「西洋」の意味

西洋というのは、ヨーロッパとアメリカ諸国ということになり、欧米よりも範囲は広いことになります。

主にキリスト教文化圏に属する国が対象となっているので、アメリカ以外にもいくつかの国を含むことになります。

しかし、どこまでを含むのかに関しては定義はあいまいで、ヨーロッパとアメリカは最低でも含むと考えられているということなのです。

「欧米」の意味

欧米というのは、ヨーロッパとアメリカという意味の言葉で、こちらに関しては定義がある程度はっきりしており、ヨーロッパとアメリカのみという定義が存在しているので分かりやすいです。

漢字で見た通りということになり、西洋は人によってどこまで含むのかの部分が異なりますけど、欧米は誰にとっても理解しやすい言葉と言えるのです。

「西洋」と「欧米」の用法や用例

「西洋との国と比べて東洋では独特の特徴があると思う。

西洋ではキリスト教の国が多いのだが、東洋では仏教やイスラム教の国が多いのがそれにあたる。」

「日本の食事は徐々に欧米化してきており、欧米の国でよく食べられているものが人気だな。

欧米の食事も美味しいけど、和食は健康にいいから、魅力は大きいと思うし、和食も少しずつ摂っていった方が良いだろう。」

西洋と欧米は範囲の違い

西洋と欧米というのは、一見すると同じような言葉に聞こえるかもしれませんが、微妙に意味は違います。

何が違うのかというと、含む範囲です。

欧米はヨーロッパとアメリカのみとなっていますが、西洋はヨーロッパ、アメリカに加えていくつかの国が含まれるケースがあります。

線引きは曖昧なので、どこまで含まれるかは何とも言えませんが。

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