「先入主」と「先入見」の違い・意味と使い方・由来や例文

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先入主は「以前から持っている固定された考え方のこと」。

実態と異なっている考え方に対して使われることが多く、偏見といった言葉にも言い換えることができます。

先入見は「物事を客観的に見ることを妨げる偏見のこと」。

こちらも偏見を意味する言葉になるので、先入主と同じような意味で使っていくことができる表現になります。

「先入主」の意味

先入主とは、以前から持っている固定された考え方のことです。

特定の固定された考えがあるために、常にその考えをもとに自分の判断などが固定されてしまうといった意味で使われやすいです。

偏見という言い方もできるでしょう。

実態とは異なる考えなどに対して使うこともできるので、そこは特に知っておく必要があると評価できます。

「先入見」の意味

先入見とは、物事を客観的に見ることを妨げる偏見のことです。

先入主と表現はかなり似ているものの、意味に関しては違いがあります。

したがって、そういった部分で区別をしていくことができるでしょう。

先入主もややマイナーな言い方ですが、先入見についても知らない人が多いと思われるので、そこも知っておくといいと思われます。

「先入主」と「先入見」の用法や用例

「先入主が頭の中にあると、無意識のうちに特定の考えが頭に浮かんできて、事実とは違うものの見方をしてしまうことがあるんだ。

これは誰においても少なからず関係している部分だろう。」

「先入見は物事を客観的に見るのを妨げるものと言える。

したがって、そういうものが頭の中にあると、どうしても主観的な見方をしてしまう傾向にあるはずだ。」

先入主と先入見は意味で区別ができる

先入主と先入見に関しては意味はそこそこ似ている状況と言えます。

ただ、全く同じではないので、少なからず違いと言える箇所はあるでしょう。

だから、両者は意味で区別できる面も一応あるはずです。

こういった言葉は日常的にはあまり使われません。

したがって、どうしても馴染みを感じづらいと言える部分はあるので、そこに関して知っておくといいです。

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