「高見」と「高みの見物」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

高見は「優れた意見のこと」。

内容などの面において優れていると言えるような意味で使っていく表現になります。

あまり有名な言葉ではありません。

高みの見物は「関係ない立場の人が物事の成り行きを見ている状況のこと」。

つまり、当事者ではない人が興味本位で特定の物事の成り行きを観察しているシーンで使っていく言葉になります。

「高見」の意味

高見とは、優れた意見のことです。

こういった意味なので、使用できる機会はそれなりに多くあると思われます。

でも、高見という言い方は知らない人もそれなりにいると思われます。

したがって、実際にこの言葉を使う人は多くないですし、見聞きするチャンスもそんなにないと言えるはずです。

馴染みは感じづらい言い方になると評価できるでしょう。

「高みの見物」の意味

高みの見物とは、関係ない立場の人が物事の成り行きを見ている状況のことです。

関係ない立場であるからこそ、気楽に状況を観察できるという部分もあるでしょう。

したがって、高みの見物は興味本位で特定の状況を見ているケースで使うことが多いです。

高見とは表記は似ているものの、意味は違っているので、そこで区別ができるはずです。

「高見」と「高みの見物」の用法や用例

「あの人の意見は全体的に高見と言えるもので、かなり優れている。

他人が思いつかないような内容で、しかも非常に的を射ていると感じられる状況だからね。」

「すでに内定を得ている就活生は高みの見物をしている状況かもしれない。

俺はまだ内定がないから、必死で頑張っている最中だが、彼らが羨ましいと思えてくるんだよな。」

高見と高みの見物は意味で区別が可能

高見と高みの見物は表記はそれなりに似ている面がありますけど、意味は違っています。

したがって、両者はそういう部分で区別をしていくことが可能です。

また、これらの言葉は知名度においても差があるでしょう。

高みの見物はそこそこ有名な言い方ですが、高見は知らない人も多いと思われるので、そういった点は知っておいた方がいいです。

最新の記事はこちらから