口実は「特定の行為をするにあたっての理由のこと」。
ただ、口実という言い方がされるときには、本当の理由とは違う理由であることが多いでしょう。
名目は「名称や呼称のこと、表向きの理由のこと」。
後者の意味は口実の意味にそこそこ似ていると言えるでしょう。
したがって、同じような意味で使っていくことが可能と言えるはずです。
「口実」の意味
口実とは、特定の行為をするにあたっての理由のことです。
こういう意味なので、日常的に使いやすい言葉になるでしょう。
でも、実際は本当の理由とは違う理由という意味で使われることが多いです。
つまり、表向きの理由という意味になります。
実際は違う理由が存在するケースで使用するので、そこは覚えておいた方がいいと言えます。
「名目」の意味
名目とは、名称や呼称のこと、表向きの理由のことです。
前者の意味で使われる機会は多くありません。
たいていは後者の意味で使われることになるでしょう。
そして、後者の意味については口実にかなり似ています。
したがって、同じようなシーンで使うことができるのです。
名目という言葉はそれなりに有名と言えると思われます。
「口実」と「名目」の用法や用例
「今回は付き添いという理由ではあるが、実際は俺もここには行ってみたいんだ。
したがって、1度行ってみたかった場所に行くためにいい口実を見つけられたと言えるんだ。」
「友人の離婚理由は名目上は価値観の不一致という状況ではあるが、実際は別の理由があるんじゃないかと思えてくるな。
真相は分からない状況だけどね。」
口実と名目は似ている意味がある
口実と名目に関してはともに表向きの理由といった意味があると言えます。
つまり、本当の理由とは違う理由という意味になるのです。
だから、両者はそれなりに意味は似ていると言えるのです。
これらの言葉は普段の生活の中でそこそこ使われますし、見聞きしやすいと言えるのではないかと思われます。
知名度はそれなりに高いでしょう。