「上司」と「先輩」の違い・意味と使い方・使い分け

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上司は「会社などで自分よりも地位が上の人物のこと」。

一般的には役職が上の人のことを指す場合が多いです。

先輩は「自分よりも年齢が上の人物のこと」。

会社などで使われる場合には、年齢が上のときのみならず、入社が自分よりも早い人に対して使うこともありますし、会社以外でも使われる機会があるので、使用シーンはかなり多いと言えます。

「上司」の意味

上司というのは、主に会社において自分よりも地位が上の人のことを指します。

地位というのは、たいていは役職になりますけど、役職が自分よりも上の人はたいてい年齢が上になりますが、絶対にそうとは限らないので、年下の上司ということもありえます。

だから、上司は年上なことが多いものの、必ずしもそうとは言えないということなのです。

「先輩」の意味

先輩というのは、一般的には年上の人のことを指します。

学校とか、会社の中で使われる概念になりますが、会社の中の場合には年齢が上であるかどうかに限らず、入社したのが早い人を先輩と呼ぶこともあります。

したがって、高卒と大卒の社員がいて、年齢は大卒の方が上だとしても、入社は高卒の方が早いならば、高卒の社員を大卒の社員が先輩と呼ぶケースも存在するのです。

「上司」と「先輩」の用法や用例

「俺の上司は飲み会が好きで、よく部下を誘って飲み会をやっているらしいんだ。

俺もたまに誘われるんだけど、かなり面倒なんだよな。

でも、俺は平社員で、上司は部長だからどうも断りづらいんだよ。」

「会社の先輩が今度結婚するらしい。

俺よりも1つ年上なんだが、まだ20代中盤くらいだし、思ったよりも結婚早かったなという印象だよ。」

上司と先輩は同時に実現することも多い

上司というのは役職が上の人のことで、先輩は年齢が上の人のことを一般的に指しています。

そして、役職が自分よりも上の人は一般的に年齢も上のことが多いので、上司と先輩は同時に実現されるものでもあるのです。

しかし、必ずしもそうとは限らないので、その点は注意をすべきと言えますが、上司と先輩の定義はそこまで難しくはありません。

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