「神佑」と「天祐」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

「神佑」は神の助けです。

「天祐」天の助けです。

英語では「Heaven’s help 」で表されます。

☆heaven
原義は「空」です。

名詞です。

「天国・極楽」「楽園」「天・空」「神」という意味です。

「それは神のおぼしめしであった」は「It was Heaven’s will」「The will of Heaven」です。

「天は自ら助くる者を助く」は「Heaven helps those who help themselves」です。

「彼の御魂が天国で安らかなことを」は「May his soul rest in Heaven. 」です。

「神佑」の意味

「神佑」は、神の助けです。

「霊威神佑」のように使います。

☆助の漢字
字義は「たすける・力を添える・たすかる」「たすけ・援助」「殷・周時代におこなわれた租税法」です。

解字では、「力+且」で構成されます。

「且・しょ」の部分は「積み重ねる」を表します。

これらにより「力を上に重ねてたすける」を表し「たすける」を意味します。

「天祐」の意味

「天祐」は、天の助けです。

以下のように使います。

私が無事なのは天祐というほかない 神国日本に天佑神助があるべきだ 天佑神助の戦後復興

☆「天佑神助」
天の神に助けられることです。

思いがけない偶然によって助けられることです。

「神佑天助」ともいいます。

☆help
原義は「手伝う」「援助する」です。

他動詞の意味は「手伝う」「助けて移動させる」「促進する」「救う」「治す」「取っ手やる」「防ぐ」です。

「赤十字が洪水の被害者を救済した」は「The Red Cross helped the flood victims. 」です。

「右」と「佑」と「祐」

「佑」
字義は「たすける」「たすけ」です。

解字では、「人+右」で構成されます。

「右」の部分は「たすける」を表します。

「人」を付して「助ける」を意味します。

「右」が「みぎ」の意味で用いられるようになったため、「人」を付して区別するようになりました。

「祐」
字義は「たすける・神の助け」です。

解字では、「示+右」で構成されます。

「右」の部分は「たすける」を表します。

「示」を付して「神の助け」を表し「助ける」を意味します。

※「右」には、「助ける」という意味があります。

「佑」は「天の助け」を意味します。

「祐」は「神の助け」を意味します。

「神佑」は神の助け、「天祐」は天の助けです。

「神佑」「天祐」「天助」「神助」は、類語です。

共通する意味は「神の助、天の助けです。

人間の力ではどうにもならない自然の状態などが、自分にとって非常に都合の良い状態になった場合、神や天の仕業によると考えられること」です。

「神佑」は、神の助けです。

「天祐」は、天の助けです。

「天助」は、天の助けです。

「神助」は、神の助けです。

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