毅然は「自分の信念を貫くような態度であること」。
自分の考えたことをしっかりと守り抜くような、筋が通った態度に見えるシーンで使っていく言葉になります。
決然は「思い切っている状況のこと、強く決心した状況のこと」。
毅然の意味とは同じではないです。
雰囲気的に似ている面はありますが、意味で区別をすることができると思われます。
「毅然」の意味
毅然とは、自分の信念を貫くような態度であることです。
自分が考えていることなどに関して、どういった場面でも貫いていくと言えるようなシーンで使う言葉になります。
毅然に関しては知名度は結構高い状況です。
したがって、多くが知っている言葉になります。
でも、そんなに頻繁に使用する言葉ではないので、そこは理解しておきましょう。
「決然」の意味
決然とは、思い切っている状況のこと、強く決心した状況のことです。
こういう意味ですから、毅然とは同じ意味とは言い難いでしょう。
少なからず違いは存在している状況と言えます。
また、毅然と比べると、決然という表現はそんなに有名ではないと評価できます。
だから、使用頻度に関しても差と言える箇所が存在しているので、そこは理解しておくべきです。
「毅然」と「決然」の用法や用例
「あの人はいつも毅然とした態度でいるような気がする。
自分なりの信念があって、それをもとに常に行動しているような雰囲気があるんじゃないかと思えてくるんだ。」
「ようやく決然に至ったが、ここまでくるのに数か月以上も要してしまった。
それだけ決めるのが大変であった、非常に迷ってしまう状況であったと言えるだろう。」
毅然と決然はやや意味が異なる
毅然と決然に関しては意味は似ている部分もありますけど、違いと言える箇所もあります。
だから、両者はそういう部分で区別をしていくことが可能でしょう。
そこに関しては覚えておくべきであると言えます。
でも、両者は使用頻度において違いが存在しており、一般的には毅然の方がメジャーな言い方になるので、そこも知っておくといいです。