「手近」と「身近」の違い・意味と使い方・由来や例文

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手近は「手が届くほどに近い状況のこと」。

物理的な距離において近いという意味でも使えますが、そうではない意味でも使うことができる表現になるでしょう。

身近は「自分の身の近いところのこと」。

自分にとって馴染みがあるとか、自分の周辺といった意味で使うことが多い言葉になります。

手近よりも有名な言い方になります。

「手近」の意味

手近とは、手が届くほどに近い状況のことです。

距離が近い状況で使う表現になりますが、物理的な距離以外のケースでも使用できる表現になります。

したがって、そういったところに関しては知っておきましょう。

手近という表現は頻繁には使われないものの、見聞きするシーンはちゃんとあるので、意味は知っておいた方がいいです。

「身近」の意味

身近とは、自分の身に近いところのことです。

自分にとって馴染みを感じやすいとか、距離的に近いところにあるといった意味で使用されやすい表現になります。

意味としては手近に近いと言えるでしょうから、そこは知っておく必要があるでしょう。

でも、使用頻度においては身近の方が高いはずなので、そこも理解しておく必要があります。

「手近」と「身近」の用法や用例

「いろいろとやらないといけない仕事が残っているが、まずは手近なところから始めていくとするか。

全部を終わらせるまでにはかなり長い時間がかかりそうだ。」

「誰かに助けを求めたいと思ったときには、基本的には身近な人に頼ることが多いだろう。

やはり親しい人の方がどうしても助けを求めやすいと言えるだろうからね。」

手近と身近は意味がやや似ている

手近と身近に関してはある程度は意味が似ている状況でしょう。

どちらも自分にとって近い状況を表す言葉であり、意味はある程度似ていると言えます。

しかし、両者は使用頻度においては違いがあり、一般的には身近の方が使われやすいので、その点に関しては知っておきましょう。

そういうところで区別をしていくといいと評価できます。

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