フレックスタイムは「労働者が自身の希望の労働時間や労働時間帯を決められる制度のこと」。
こういったものを導入している会社は実際に多く存在しています。
コアタイムは「その日において必ず仕事をしないといけない時間帯のこと」。
フレックスタイムに関して使われやすい表現であり、フレックスタイムとセットで使われると思っておきましょう。
「フレックスタイム」の意味
フレックスタイムとは、労働者が自身の希望の労働時間や労働時間帯を決められる制度のことです。
同じ会社で働いている人であっても、各人によって勤務する時間帯が異なっているケースがありますが、それはフレックスタイムによるものと言えます。
これを利用すれば、昼頃から勤務を始めて、夜遅くに帰宅するといった状況なども可能になるでしょう。
「コアタイム」の意味
コアタイムとは、その日において必ず仕事をしないといけない時間帯のことです。
フレックスタイムを利用するときには、人によって勤務する時間帯が異なっていると言えますが、その中でもすべての人たちが絶対に勤務しないといけないと言える時間帯を設定することがあり、それをコアタイムと表現します。
したがって、フレックスタイムに関係する言葉です。
「フレックスタイム」と「コアタイム」の用法や用例
「フレックスタイムが導入されていることで、いろいろな時間帯で勤務をすることができる。
みんな自分の希望の時間帯で働くことがしやすいはずだ。」
「コアタイムがある場合には、その時間帯は必ず仕事をしないといけない。
このコアタイムの時間帯に関しては会社ごとに違いがあるし、コアタイムがない会社も存在するだろう。」
フレックスタイムとコアタイムは密接に関係している言葉
フレックスタイムとコアタイムに関しては、意味としては違っていますが、両者は密接に関係している面があります。
フレックスタイムが導入されているケースにおいて、コアタイムが存在している場合が実際によくあるので、この2つの言葉は同じ場面で使用されやすいと言えるのです。
会社で働いている人にとっては、どちらも馴染みを感じやすい可能性があります。