「休眠」と「休止」の違い・意味と使い方・由来や例文

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休眠は「生物が一定期間活動するのをやめること」。

事実上休んでいる、寝ているような状況と言えますが、生物以外に対しても使用するケースがあると言えます。

休止は「何らかの運動や活動を一時的にやめること」。

つまり、その後再開する前提で使われる言葉になるでしょう。

生物以外に対して使うので、その点は休眠の意味と異なっています。

「休眠」の意味

休眠とは、生物が一定期間活動するのをやめることです。

一時的に活動をやめて、寝るケースで使う言葉です。

たいていは日常的な睡眠よりも長い時間寝るような状況となりますが、人間は休眠は基本的にしません。

したがって、馴染みは感じづらい表現でしょう。

でも、休眠をしている動物は実際に存在していると評価できるはずです。

「休止」の意味

休止とは、何らかの活動や運動を一時的にやめることです。

それまで続けてきたことを一時的にやめるシーンで使いますが、それ以降再開しないという前提ではなく、むしろその後再開すると言える場面で使うことが多いでしょう。

そこに関してはポイントになるので覚えておくべきです。

休眠とは違う場面で使うと評価できると言えます。

「休眠」と「休止」の用法や用例

「動物に関しては休眠をする場合もある。

人間とは違った生態であるケースは割とあるが、人間からすればかなり馴染みのない状況であると言えるんじゃないかな。」

「筋トレを始めたが、筋肉痛がひどくなってきて、一時的に休止しようと思う。

痛みが消えたら、再度始めるということでいいだろう。

痛みを抱えた中で筋トレを続けるのはきついからね。」

休眠と休止は意味で区別ができる

休眠と休止に関しては意味は異なっていると言えます。

使用する場面に明らかな違いがあるので、そこは知っておくといいです。

表記はやや似ている面もあるものの、両者は意味でちゃんと区別ができますから、そこに関して覚えておくといいのではないかと思われます。

どちらもそれなりにメジャーな表現であると評価できるはずです。

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