前述は「前に述べたこと」。
現時点よりも前の時点で述べたことに関して言及するときに使う言葉です。
以前述べたことをもう1度話すようなときに使用する言葉と言えるでしょう。
上述は「前に述べたこと」。
意味としては前述とほぼ同じと言えるでしょう。
したがって、意味で区別をすることはできません。
使用頻度も同じくらいと言えるはずです。
「前述」の意味
前述とは、前に述べたことです。
以前に話したことに関して、言及するようなシーンで使用する言葉と言えるでしょう。
前述はそこそこ有名な言葉になりますし、実際にこれを使う機会は日常生活において存在しています。
無意識のうちに使用しているケースも結構ありそうですから、多くの人たちにとって馴染みがある表現と評価できると思われます。
「上述」の意味
上述とは、前に述べたことです。
意味としては前述と全く変わりません。
使用する場面も同じと言えるでしょうから、基本的には区別できるポイントはないので、そこに関しては知っておいてほしいです。
使用頻度としても特に変わらないと評価でき、どちらも同じくらいの頻度で使われる可能性が高いのではないかと思われるのです。
「前述」と「上述」の用法や用例
「会話の中では前述した内容に関して示すことがあるが、人の話をよく聞いていなくて、それが分からなかったことがある。
したがって、ちゃんと真面目に聞いておかないといけないな。」
「今回の話は上述したものとあまり内容的に変わらない。
したがって、あえてもう1度する必要があったのだろうかと思えてくる面もあるんだ。」
前述と上述は区別しづらい言葉
前述と上述に関しては意味は同じであり、そういった点で区別をすることは厳しいと言えます。
また、使用頻度も特に変わらないと思われるので、その点においても違いは存在しません。
全体的に区別しづらい表現と言えるでしょうから、そこは知っておくべきです。
どちらも日常生活で使う機会がそれなりにあると評価できるでしょう。