「あれこれ」と「かれこれ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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あれこれは「いろいろとある物事のこと」。

複数の物事を同時に示したいときに使われる言葉と言えます。

無意識のうちに使っている人が多いはずです。

かれこれは「何らかの物事の漠然とした状況のこと」。

漠然と何かを表現したいときに使う言葉ですが、いろいろなシーンで使用できます。

たいていは月日がある程度経った状況を表す場面で使うと言えます。

「あれこれ」の意味

あれこれとは、いろいろとある物事のことです。

いろいろな物事に対して使用する言葉であり、多くの物事を同時に表現するときに使われます。

したがって、漠然と複数の物事を示すときによく使われる言葉であると言えるのです。

あれこれといった表現はいろいろな機会で見聞きしますし、多くの人たちが使ったことがある可能性はそれなりに高いはずです。

「かれこれ」の意味

かれこれとは、何らかの物事の漠然とした状況のことです。

あれこれの意味にやや似ていると言えるでしょうけど、かれこれの場合には使用する場面はそこそこ限定されている面があります。

多くの場合で、月日がそれなりに経過しているシーンで使うことになるでしょう。

だいたいこのくらいの期間が経ったと感じる場面で使用することが多いです。

「あれこれ」と「かれこれ」の用法や用例

「最近は非常に悩みが多い。

したがって、仕事などに集中しづらいと言えるんだ。

あれこれ悩んでいても何も解決しないと分かってはいるが、悩みは簡単には頭から消えない。」

「昔は俺も会社員だったが、今は独立して働いている。

会社を辞めてから、かれこれ10年は経過しているだろうな。

大分昔の状況に感じられると言えるよ。」

あれこれとかれこれは意味が異なる

あれこれとかれこれについては意味は同じではありません。

似ている面があると言えるものの、少なからず違いはあるので、そこに関して知っておくといいでしょう。

つまり、両者は使用する場面にも差があると評価できますから、そういう部分で区別をしていくといいです。

日常生活でそこそこ使う可能性がある言葉になるでしょう。

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