「総括」と「総評」の違い・意味と使い方・由来や例文

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総括は「個別の物事に関して、1つにまとめること」。

たいていは何らかの評価をする際に、全体として述べるような場面で使われることが多いです。

総評は「全体としての評価のこと」。

何らかの物事を全体としてどう評価するかというシーンで使う言葉になります。

総括の意味にそこそこ似ているので、同様のシーンで使えるはずです。

「総括」の意味

総括とは、個別の物事に関して、1つにまとめることです。

別々になっている物事をまとめるという意味ですが、総括が使用される場面に関しては顕著なケースがあり、たいていは特定の物事が終わった後にその評価をする場面と言えます。

責任者などがそういったことをすることがたまにありますから、そこは知っておくといいでしょう。

「総評」の意味

総評とは、全体としての評価のことです。

何かしらの物事を全体から評価するときに使います。

つまり、個別の部分ではなく、あくまでも全体における評価なので、そこは特に覚えておきましょう。

意味に関しても似ていますが、使用頻度に関しても、総括とあまり変わらないかもしれません。

したがって、区別しづらい面があると言えるのです。

「総括」と「総評」の用法や用例

「とりあえず総括をしていきたいと思うが、今回に関しては満足できる部分もあるものの、問題点と言える部分も多くあった。

したがって、問題点は今後の課題として覚えておくべきだ。」

「総評をするときには全体を見渡して、そのうえで評価をしないといけない。

したがって、いろいろな部分まできちんと見極める必要があるんだ。」

総括と総評は同じような意味を持っている

総括と総評に関しては同じような意味を持っていると言えるでしょう。

どちらも全体の評価のような意味で使うことができるので、そういった部分では共通していると言えます。

だから、意味では区別しづらい面があると言えます。

使用頻度も大して変わらないと思われるので、両者についてはそこも理解しておく必要があるでしょう。

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