一人前は「一人分のこと、十分に技量などが成熟している状態のこと」。
どちらの意味でも使用すると言えます。
そのため、両方の意味を理解しておく必要があります。
普段の生活でそこそこ使われやすい言葉になります。
いっぱしは「人並みであること」。
つまり、普通の人と同じくらいという意味で使います。
一人前の意味にそれなりに似ています。
「一人前」の意味
一人前とは、一人分のこと、十分に技量などが成熟している状態のことです。
前者の意味でも使用する言葉ですけど、後者の意味でも使うことがあるので、覚えておきましょう。
そういう意味では、使用するケースは割と多くあるでしょう。
何気なく使っている可能性が高い表現になるはずなので、多くの人たちにとって馴染みがあると言えます。
「いっぱし」の意味
いっぱしとは、人並みであることです。
多くの場面で使うことができる言葉ですが、人並みと言えるケースで使うので、何らかの部分が普通程度と評価できるシーンで使用すると言えるでしょう。
そこまで知名度が高いわけではないものの、知っている人はそれなりにいる可能性があります。
見聞きする機会もたまにあると言えるでしょう。
「一人前」と「いっぱし」の用法や用例
「長い時間をかけて腕を磨いてきたおかげで、あいつもようやく一人前と言える状況になったわけだ。
ただ、まだまだ上達できる余地はあるから、手を抜かないでもらいたいが。」
「勉強のみならず、サークルやアルバイトなどもこなしてようやくいっぱしの大学生という感じかもしれない。
大学生は勉強をしているだけの時期じゃないだろうし。」
一人前といっぱしは同じような意味がある
一人前といっぱしについては意味はかなり似ている状況と言えるでしょう。
どちらも十分と言える、人並みと言えるようなケースで使っていく言葉になります。
したがって、両者は同じような意味を持っているのです。
でも、一人前に関しては一人分という意味もありますから、そこも覚えておきましょう。
日常的に使う機会がある言葉です。