「アンティーク」と「ビンテージ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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アンティークは「古い時代に作られた家具などのこと」。

「骨董」と言い換えると分かりやすい。

ビンテージは「古い時代に作られた希少価値のある家具などのこと」。

「希少価値」と言い換えると分かりやすい。

「アンティーク」はラテン語由来のフランス語で骨董を意味します。

「ビンテージ」もラテン語由来のフランス語でブドウの収穫のことを意味します。

「アンティーク」は骨董品のこと

「アンティーク」は100年以上前のものと言う通説がありますが、これはアメリカの税法で規定されたものに過ぎず、ヨーロッパでは定義としては採用されたものではありません。

大量生産以前の手作り品家具に使われています。

100年にこだわることはないのです。

日本でも和製アンティーク家具があります。

江戸時代から昭和に至る時代のものを言います。

「ビンテージ」は年代物のこと

「ビンテージ」は元々「ブドウの収穫」が語源ですから、ワインの年代物によく使われます。

古い年代に作られた品質の良いワインのことを言うようになったのです。

転じて希少価値のある年代物にも使われるようになりました。

デニムなどファッション用語として、また、カメラやギターなど価値があるものによく使われています。

あまり古くなく、ひと昔前に作られた価値のあるものと言えます。

「アンティーク家具」と「ビンテージ家具」の違い

「アンティーク家具」は100年以上前の家具と言うアメリカの税法の規定が世の中に浸透したため、100年たっていないものはガラクタとみなされるような風潮が生まれてしまいました。

しかし、ガラクタとみなされたものの中にも価値のあるものはあり、それらを「ビンテージ家具」としたのです。

価値のあるデザインや材質などの時代背景も影響していますから、一概にガラクタ扱いは出来なかったと思われます。

「アンティーク」と「ビンテージ」とは

「アンティーク」と言う言葉は主に「家具」に使われています。

アメリカの通商法で100年以前のものには関税を掛けないという規定が取られたことで、100年以前のものをいう風潮が生まれたのです。

100年にこだわることは無いのですが、大量生産以前の手作り感のある材質も品質も良いものを言うようです。

「ビンテージ」は近年作られたものの中でも家具に限らず、年代がハッキリしていて、品質が良く希少価値のあるものを言うようになりました。

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