「いかす」と「いけてる」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

いかすは「なかなか良いこと」。

「良い」と言い換えると分かりやすい。

いけてるは「魅力的なこと、恰好が良いこと」。

「魅力的」と言い換えると分かりやすい。

「いかす」は昭和の流行語になった言葉で石原裕次郎の映画で使われました。

「いけてる」はフジテレビの番組で使われた言葉で、「いける」からの派生と考えられます。

「いかす」は良いイメージのこと

「いかす」は「行く」から「いける」となり「いかす」となったと言われています。

魅力的なこと、かっこいいこと、良いイメージであることなど、見て「良いイメージ」と感覚的、主観的に判断したものや人に使われていました。

一説では軍隊のスラングであった言葉で、石原裕次郎之主演映画に多用されたことで若者に広がったものです。

「いけてる」は「いける」こと

「いけてる」は「いかす、いける」と同じことですが、「いかす、いける」はもう古い言葉と見做され、新しく「いけてる」が流行となっています。

特にフジテレビのお笑いバラエティ「めちゃ×2いけてるッ!」と言う番組で拡がりました。

「いかす、いける」から「いけてる」になったと考えられ、関西で使われていた言葉とも言われます。

「魅力的、良い、面白い」などポジティブなことに使われています。

「いかす」「いける」「いけてる」はポジティブな言葉

「いかす」「いける」「いけてる」も悪い意味では使いません。

良い感じがするものや人に使うのです。

昔から「いかす、いける」は使われていましたし、今でも「これはいけるな」などと使います。

さすがに「いかす」は古くなっているかも知れません。

代わって「いけてる」が登場したのです。

バラエティで使われ影響が大きいと言えます。

「いかす」と「いけてる」とは

「いかす」は「良い、かっこ良い、なかなか良い、魅力的だ」などの意味で使われました。

今は「いけてる」「いける」などにとって代わられています。

「イケてる芸人」「イケてるしぐさ」「イケてる人」「イケてるもの」と使います。

また、「これはいけるな」と使いますが、「なかなか良い」と言う意味で使います。

との言葉も感覚的に良いと思われるものや人に使いますが、言葉としては流行り廃りがあります。

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