過労は「働き過ぎて身体的精神的に限界になっていること。」
「重労働」と言い換えると分かりやすい。
タヒるは「若者言葉で死ぬほどくたびれること」。
「過労」と言い換えると分かりやすい。
「過労」は現代病のようなもので、「働きすぎ」「働かせすぎ」のことを言います。
「タヒる」は若者言葉で「過労」「重労働」「クタクタ」を意味します。
「過労」は会社の働かせすぎが原因
会社による現場のコントロールが機能しないことで、労働者の負担が限界を超えてしまう状態のことです。
そうなると身体的精神的に変調をきたし、業務に支障が出てきます。
管理する側は現場の状況を把握していないことも多く、「過労」になっている人を見抜けないのです。
「働きすぎ」と言うより「働かせすぎ」と言った方が、現実に合っています。
「タヒる」は死ぬ意味
「タヒる」は「死」と言う漢字に由来しています。
「死」の上の横棒を取ると片仮名の「タヒ」となり、「死ぬことを「タヒる」としたのです。
実際は「死ぬほどクタクタに疲れること」「もうだめだと言うこと」と言う意味で使います。
ネットスラングとしては、などで意見や感想の違う相手に「タヒれ(死ね)」などと使っています。
「過労」と「タヒる」はどちらもクタクタ
「過労」は度が過ぎれば「過労死」になりかねません。
「タヒる」も死ぬほどにクタクタになり、もう何も出来ない状態のことですから、同じようなものです。
仕事の「過労」はそうなっても逃げることが難しいため、頑張ってしまい「過労死」に繋がるのです。
「タヒる」は仕事でもアルバイトなどすぐに辞められる仕事や遊び過ぎなどが考えられ、逃げ道があるのです。
「過労」と「タヒる」とは
「過労」は仕事のし過ぎによる肉体的、精神的な限度の状態です。
行き過ぎれば「過労死や自殺」に繋がるものです。
原因は仕事現場を放置している会社側や管理職の怠慢があります。
利益優先の人の使い方を強いている訳です。
「タヒる」と言う言葉からは相当の疲労を感じますが、「過労」と違い逃げ道があるだけ良いと言えます。