「パンゲア」と「アトランティス」と「ムー」の違い・意味と使い方・由来や例文

パンゲアは「2億年以上昔に有ったとされるすべての陸地を合わせた超大陸のこと」。

「超大陸」と言い換えると分かりやすい。

アトランティスは「大西洋に存在したと言われている大陸のこと」。

「大西洋大陸」と言い換えると分かりやすい。

ムーは「太平洋に存在したと言われる大陸のこと」。

「太平洋大陸」と言い換えると分かりやすい。

「パンゲア」は大陸を集めた一つの超大陸

「パンゲア」大陸は2億年以上の昔、古生代に地球上の大陸を集めた超大陸として存在したと言われています。

プレートテクトニクス理論、いわゆる大陸移動説によれば現在のすべての諸大陸は一つの超大な大陸であったとされます。

「パンゲア」は古代ギリシャ語で「すべての大地」と言う意味があります。

「パンゲア大陸」は2つに分裂しユーラシア大陸とゴンドワナ大陸になり更に分断していったとされます。

「アトランティス」は古代ギリシャの哲学者のプラトンが記述した、大西洋に有った大陸のような島のことです。

実在していたと主張する人もいますが、確たる証拠がなく実在は不確定です。

「大西洋=アトランティックオーシャン」の語源にもなっています。

一説では現代文明も凌駕する文明があったとされますが一夜にして水没したと言うのは考えにくい話です。

「ムー」大陸は太平洋にあった大陸のことです。

ハワイ諸島やイースター島、太平洋の諸島を含む広大な大陸が有ったという伝説が信じられてきましたが、海底の学術調査の結果は確たる証拠がなく、存在は否定されています。

このような伝説の大陸はいろいろあり、確たる証拠がないにも関わらず興味ある話として語り継がれています。

「パンゲア」は現在の諸大陸の原型のような大陸で、太古には一つの長大陸が有ったというものです。

大陸移動説によれば有り得る話として信じられています。

「アトランティス」はプラトンが言った幻の大陸、高度な分明ですが、一夜にして海に水没したとされる伝説の大陸です。

「ムー」は太平洋に有った広大な大陸のことで、これも伝説の域を出ません。