食いつくは「動物が餌に寄ってくること、喜んで飛びついてくること」。
両方の意味で使われる表現になりますから、どちらも覚えておいた方がいいのではないかと思われます。
噛みつくは「噛もうとすること、相手に激しく迫ること」。
どちらの意味でも使いますが、日常的には後者の意味になると思われるので、そこは理解しておきましょう。
「食いつく」の意味
食いつくとは、動物が餌に寄ってくること、喜んで飛びついてくることです。
どちらの意味でも使用する言葉です。
でも、日常的に使用するのは後者の意味でしょう。
喜んで飛びつくという意味で使用することが多いと言えます。
無意識のうちに特定のものに飛びついてしまうような場面があれば、その状況を食いつくと表現するのです。
「噛みつく」の意味
噛みつくとは、噛もうとすること、相手に激しく迫ることです。
両方の意味がありますから、どちらも覚えておきましょう。
でも、日常的には後者の意味の方が使われやすい可能性があります。
特定の相手に食って掛かるようなケースが顕著です。
何かしら言いたいことがあるなどのシーンで使用されやすいと評価できると思われます。
「食いつく」と「噛みつく」の用法や用例
「さっき俺たちが話していたら、別の同僚がいきなり話に食いついてきたんだ。
どうやらかなり興味のある話題だったみたい。
だからこそ、俺たちの会話に入ってきたんだね。」
「どうしても納得がいかないときには、立場が上の人に噛みつくことがある。
ただ、そういったことをしても、望んだ状況になることはあまり多くないと思うんだよな。」
食いつくと噛みつくは意味が異なっている
食いつくと噛みつくに関しては、なんとなく同じような意味の言葉に思えるかもしれません。
しかし、実際は意味において違いがあるので、そこに関しては知っておきましょう。
両者は使う場面に関しても異なっているため、基本的には区別はできます。
頻繁に使うわけではないものの、たまに見聞きする言葉になると評価できるでしょう。