パルファムは香料含有濃度が高く、香りの持続時間が長い。
本来はこのパルファムだけが香水に分類されます。
トワレはパルファムに比べて香料含有濃度が低く、香りの持続時間も長くありません。
先に述べた通りパルファムは香水でトワレは香水ではないが一般的にどちらも香水と呼ばれていて、きちんと区別している人はあまり多くないようです。
パルファムとは
パルファムの定義ですが、実は統一された定義はありません。
発信者により多少の数値の誤差ありますが、パルファムは香料含有濃度が15%～30%程度。
香りの持続時間は7時間程度と言われています。
パルファム、トワレ、コロン等の香料の中では最も濃く、少量の使用で強く香るため一度に多量につけることは避けたほうが良いでしょう。
トワレとは
トワレの定義ですが、パルファムと同様に統一された定義はありません。
こちらも発信者により多少の数値の誤差ありますが、トワレは香料含有濃度が10%～15%程度。
香りの持続時間は5時間程度と言われています。
パルファム、トワレ、コロンの香料の中では真ん中に位置し、パルファムのように一滴つけるのではなく、スプレー式でシュッと吹きかける型になっているものが多いです。
パルファムとトワレのTPO
パルファムは本当に強く香るので、つけ過ぎに注意です。
つけ方は一滴を点を一つ置くようにつける程度が良いでしょう。
食事の時やオフィスでは周囲の人の迷惑にもなりますので、適しているとは言えません。
ではトワレなら大丈夫なのか？というと、トワレも結構香りますので、つけ過ぎには注意です。
3プッシュもすれば十分でしょう。
香りによっては3プッシュでも不快に感じることがありますので、レストラン等では極力控え目に。
実はもっと複雑
パルファムとトワレについて書いてきましたが、先に少し触れたようにコロンというものもあります。
さらにオーデパルファム、オーデトワレ、オーデコロンと、それぞれにオーデ(オード)と付くものまであります。
オードとは水を意味するフランス語。
つまり簡単に言うと、水で薄めてあるパルファム、水で薄めてあるトワレ、水で薄めてあるコロンというわけです。
一般的に香料含有濃度が高いもののほうが、お値段も高い傾向です。