「強硬」と「強攻」の違い・意味と使い方・使い分け

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強硬は「強い意志を持ち相手の指示に従わない行為」。

自分よりも地位や権力の高い人からの法に触れるまたは悪意ある指示に対して、反対の姿勢を見せる。」

つまり、自分の意志が正しい事を行動で示す事である。

強攻は「目的を達成することが難しいのを承知で攻める行為」。

さらに、相手の防御や反撃を無視していかなる犠牲を払っても攻め続ける行為にも発展する。

「強硬」は、強い意志を持ち相手の指示や意見に対して反対の姿勢を見せる行為

例えば、会社が労働環境を改善しないことに対しそれを改善して欲しい事を自分もしくはそれに賛同する人が、
労働の放棄や署名書を提出し弁護士を雇うといった行為で自分達の意志を見せる行為。

もっと「強硬」な姿勢を示す人は、会社に対して火炎瓶を投げ火災を発生させ、
会社の建物や所有している物を破壊する行動をとる場合もある。

「強攻」は無理を承知で攻める行為

例えば、敵の城に入り込んで敵将を討つ必要があるが、敵の城は城壁が高く地理的にも高い位置に建っているため城から反撃されやすく、
逆に攻め落とす側が全滅してしまう可能性の方が高い。

その危険を承知で敵の城を攻める行為。

または、大半の兵士が犠牲になるが敵将を討つ作戦に自分達の誰かが犠牲になる事を承知し作戦を実行する行為。

「強硬」と「強攻」の本質的な意味の違い

「強硬」は、自分の意志を行動で示し相手に理解をしてもらうか
妥協案を考えてもらう為に起こす行為であり、人の命を奪うような
意味はない。

「強攻」は、無理を承知で攻撃を仕掛けるので多大な犠牲が伴う。

その犠牲には、人の命も含まれている。

攻撃的な意味合いが強く、
大多数の人に同意が得られない意見を貫いたり、戦地で命を失うことを承知で戦うことにも使用される。

「強硬」と「強攻」の使い分け

「強硬」は自分の意志を貫き、相手にその正当性を理解してもらうために行動を起こす事である。

つまり、相手の指示や意見に対して同意出来ない事を行動で示す時に「強硬」を使用する。

「強攻」は無理な事を承知で相手を攻める行為であり、
暴力的な意味も含まれる。

無理を承知で攻めているので、多大な犠牲を伴う場合が多い。

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