益々は「なお一層という状況のこと」。
つまり、どんどんという言葉とも表現できる意味になるでしょう。
程度がより大きくなる、向上するという状況で使います。
増々は「なお一層という状況のこと」。
意味は益々と特に変わりません。
したがって、使用する場面は同じであると言えます。
意味においては区別はできませんが、知名度に関しては益々の方が高いです。
「益々」の意味
益々とは、なお一層という状況のことです。
どんどんといった意味で使うことができる表現であり、これから勢いが増していく、程度が大きくなっていくなどの意味で使うことが可能です。
益々という表現はそれなりに有名であり、多くが知っている言葉であると評価できます。
実際に使ったことがある人は多くいるのではないかと思われます。
「増々」の意味
増々とは、なお一層という状況のことです。
意味は益々と同じなので、こういった部分で区別をすることはできません。
そのため、基本的には意味は同じととらえるべきであり、表記が異なっているだけと見なすのが適当であると評価できます。
でも、増々に関してはあまり見ない表記です。
基本的には益々の方が使われやすいと評価できるでしょう。
「益々」と「増々」の用法や用例
「これからは季節的には冬を迎えるわけだ、したがって、これから益々気温が下がっていくだろう。
寒くなりやすいから、温かくしたうえで外出をしていかないといけないな。」
「今回は満足のいく点数をとることができたけど、次も同じような点数をとれるとは限らない。
したがって、増々勉強を頑張っていかないといけないだろう。」
益々と増々は意味の違いは全くない
益々と増々に関しては意味は全く同じです。
違いと言える部分は特にありません。
したがって、両者は使用できる場面も同じであると言えると思われます。
ただ、使用頻度に関しては、益々の方が高いでしょう。
増々という言い方はあまりされないので、使用頻度に差があるという意味では、そこに関しては知っておくといいのではないかと思われるのです。