「あしらう」と「やり過ごす」の違い・意味と使い方・由来や例文

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あしらうは「待遇する、応対すること」。

本来はこういった意味ですけど、実際はいい加減に人を扱うといった意味で使用されやすいと評価できるでしょう。

やり過ごすは「何かが通り過ぎるまで待っている状況であること」。

主にこういった意味で使いますが、具体的なものだけではなくて、状況や出来事に対しても使うことができます。

「あしらう」の意味

あしらうとは、待遇する、応対することです。

こういう意味で使う言葉ですが、実際は異なった意味で使用されている状況があるので、注意が必要です。

あしらうに関しては、実際はいい加減に人を扱うといった意味で使われやすいので、そこは特に覚えておくといいと評価できます。

たまに見聞きする表現になると言えると思われるのです。

「やり過ごす」の意味

やり過ごすとは、何かが通り過ぎるまで待っている状況であることです。

具体的なものが通り過ぎるまで待っているというケースでも使えますが、状況や出来事が通り過ぎる、終わるまで待っているという意味でも使うことができます。

人に対して使う場合には、あしらうの実際に使われている意味に近いと言えるのではないかと思われます。

「あしらう」と「やり過ごす」の用法や用例

「街中で知り合いに偶然出会って会話をすることになったのだが、ちょっと急いでいる状況だったから、あしらう状況となった。

今度時間があるときにゆっくりと話をしたいものだよ。」

「急に大雨が降ってきて、傘を持っていなかったからお店の中でしばらくやり過ごすことにした。

できるだけ早く止んでくれるか、弱まってくれるといいのだが。」

あしらうとやり過ごすは同じような意味がある

あしらうとやり過ごすは本来は同じ意味とは言えません。

しかし、あしらうの実際に使われている意味については、やり過ごすに似ている面があると言えるのです。

したがって、そこは知っておきましょう。

ただ、やり過ごすの場合には人やものだけではなく、状況や出来事に対しても使用できますから、そこは特徴的であると言えます。

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