「駆け引き」と「掛け合い」の違い・意味と使い方・由来や例文

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駆け引きは「相手の出方や状況を踏まえて、自分が有利になるように行動すること」。

相手と自分の行動をともに考えながら、どうすれば自分にとって有利かという点を突き詰めるという意味です。

掛け合いは「特定の物事に関して、交互に行うこと」。

相手とこちらで何らかの行動を交互に行っていく状況であり、相手次第の面もあるので、駆け引きに似た部分もあるでしょう。

「駆け引き」の意味

駆け引きとは、相手の出方や状況を踏まえて、自分が有利になるように行動することです。

相手の出方や状況をきちんと観察することが重要であり、そのうえでこちらの行動について考えるという意味になります。

駆け引きについては、いろいろなケースで見聞きする表現になると言えます。

知名度も高いですし、知らない人はほとんどいないでしょう。

「掛け合い」の意味

掛け合いとは、特定の物事に関して、交互に行うことです。

やや漠然とした意味になるものの、いろいろなシーンで使うことができます。

例えば、漫才に関しては両者が交互にボケとツッコミを披露していく状況であり、ボケに対してツッコミが存在すると言える状況です。

雰囲気としては駆け引きにも似ています。

相手の出方によって、こちらの出方も決まるわけです。

「駆け引き」と「掛け合い」の用法や用例

「この場面は駆け引きが重要だ。

相手チームがどんなことを思っているか、どんな風に行動してくるかによって、こちらの行動を考える必要があるだろう。」

「漫才に関しては、両者の掛け合いが非常に魅力的であると言える。

やはりボケとツッコミが交互に繰り返される状況は、本当に定番であり、本当に面白いと思えてくるんだよな。」

駆け引きと掛け合いは似たような雰囲気を持っている

駆け引きと掛け合いは意味は異なっている部分があります。

したがって、同じとは言い難いでしょう。

ただ、どちらもお互いに何かをしていくという部分があり、そういった雰囲気の部分は似ていると言えるでしょう。

相手の出方によって、こちらの行動が決まるような部分があるので、そういった点は共通です。

ともにそれなりに有名な言葉になります。

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