「一丁上がり」と「一件落着」の違い・意味と使い方・由来や例文

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一丁上がりは「料理における一人前が完成すること、用事が済んだこと」。

このような意味で使用する言葉であると言えます。

一丁上がりという表現を使用する人は少ないですけど、たまに見聞きするはずです。

一件落着は「特定の事件や出来事などがとりあえず解決の状況となること」。

何かしらの問題であったことが、一応の解決を見せたシーンで使っていきます。

「一丁上がり」の意味

一丁上がりとは、料理における一人前が完成すること、用事が済んだことです。

前者の意味で使うこともありますし、後者の意味で使うこともあると言えます。

一丁上がりという言い方はかなり有名なので、多くが知っていると思われます。

しかし、実際に自分で使う人はそこまで多くありません。

知名度は高いものの、使用頻度は高いとは言い難い面があります。

「一件落着」の意味

一件落着とは、特定の事件や出来事などがとりあえず解決の状況となることです。

何かしら起きていた問題が一応は解決したという意味であり、かなり有名な表現になるでしょう。

いろいろな機会でこういった言葉を見聞きすると言えます。

自分で使うケースは多くないかもしれませんが、どこかで見聞きする可能性は高いのではないかと思われるのです。

「一丁上がり」と「一件落着」の用法や用例

「とりあえず今日出た宿題は一丁上がりって感じだな。

やるべきことはやり終わったから、これから好きなだけゲームをして過ごそうかなと思うんだよ。」

「今回の喧嘩に関しては、最終的には双方がお互いに相手に対して謝って一件落着という感じだろうか。

これで再びトラブルが起きるようなことはないんじゃないかと思うんだよね。」

一丁上がりと一件落着は意味が似ている

一丁上がりと一件落着はなんとなく意味が似ている言葉と言えるでしょう。

両方とも特定の用事や問題などが済むという意味で使っていきます。

したがって、同様のシーンで使用できる表現になるのです。

こういった言葉はたまに聞かれるものなので、知っている人が多いでしょう。

自分でも使うシーンがあるのではないかと思われます。

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