用事は「しなくてはいけない物事のこと」。
自分がやるべき事柄という意味で使っていきます。
かなり有名な表現なので、多くが知っているでしょう。
用向きは「しなくてはならないこと、その内容のこと」。
基本的には用事と同じような意味と言えます。
でも、知名度に関しては、用向きはそんなに高くはないです。
そこは違いになると言えるでしょう。
「用事」の意味
用事とは、しなくてはいけない物事のことです。
自分にとって義務となっているもの、やったほうがいいものに関して使っていく言葉です。
用事という言葉は日常的に使用されやすいので、誰もが見聞きしたことがあると言えるでしょう。
知名度もかなり高いですし、使ったことがない人はあまりいないはずです。
馴染みを感じやすい表現になります。
「用向き」の意味
用向きとは、しなくてはならないこと、その内容のことです。
用事とほぼ同じ意味と評価できるでしょう。
したがって、意味において区別することは困難であると言えるはずです。
でも、用向きという言葉はあまり使われませんし、知らない人も多くいるのではないかと思われます。
知名度の部分においては、用事と差があると言えるはずです。
「用事」と「用向き」の用法や用例
「今日は用事が非常に多い。
したがって、自分の自由時間を確保することは厳しいだろう。
明日までになんとか全部終わらせることができるだろうか。」
「今のところの用向きについてはこれだけだが、これからもっと増える可能性がある。
したがって、スケジュールに関してはある程度余裕を持たせておかないといけないだろうな。」
用事と用向きは使用頻度が違う
用事と用向きに関しては、意味はほぼ同じです。
どちらもやらないといけないことといった意味で使われる表現になります。
だから、両者に関しては意味で区別をすることはできないはずです。
ただ、使用頻度においては用事の方が高いと評価できると思われます。
したがって、用向きが使われる機会はそれだけ少ないと言えるのです。