見込むは「有望であると思うこと、当てにすること」。
こういった意味で使っていく言葉になります。
複数の意味があるので、両方とも覚えておくようにしましょう。
見越すは「隔てられているものの上を越して見ること、先のことについて予測すること」。
見込むと同じ意味ではありませんが、未来のことについて言及する点は似ています。
「見込む」の意味
見込むとは、有望であると思うこと、当てにすることです。
どちらの意味でも使うので、両方とも覚えておいてほしいです。
ただ、一般的には当てにするの意味で使われやすい言葉になります。
何らかの物事において、特定の人が力を貸してくれるに違いないと、未来を予測するような面があり、そういった意味で使うこともあるのです。
「見越す」の意味
見越すとは、隔てられているものの上を越して見ること、先のことについて予測することです。
後者の意味については、見込むに似ていると言えるはずです。
見越すに関しては、未来のことについて予測するという意味があります。
したがって、そういう部分は共通しているのです。
使用頻度も同じくらいになるため、区別しづらい表現になるでしょう。
「見込む」と「見越す」の用法や用例
「君は非常に優秀な社員だ。
したがって、そういった部分を見込んである仕事を頼みたいと思う。
君じゃないとできない可能性がある仕事だから、ぜひ前向きに考えてみてほしい。」
「今後のことを見越したうえで判断するならば、この業界はどうなるか分からない。
今はまだ大丈夫かもしれないが、長期にわたって考えたときには不安が大きい。」
見込むと見越すはともに未来に関係する言葉
見込むと見越すに関しては、両方とも未来を予測するような面があります。
見込むは当てにするという意味で、こうなってほしいといった願望が含まれています。
見越すは先のことを考えるという意味と言えるでしょう。
両者は全く同じ意味ではありませんが、似たような部分はあるので、そういったところについて知っておいてほしいです。