おおっぴらは「隠す雰囲気が感じられない、人目をはばからない状況のこと」。
要するに他の人たちに見られている状況を気にしないという意味になります。
あからさまは「包み隠す様子がないこと、はっきりと表れていること」。
おおっぴらとほぼ同じ意味です。
使用頻度も同じくらいと言えるのではないかと思われるので、区別はしづらいです。
「おおっぴら」の意味
おおっぴらとは、隠す雰囲気が感じられない、人目をはばからない状況のことです。
何らかの部分について他人に見られてもいいと思っている状態で使っていきます。
おおっぴらという言い方はそこそこ有名なので、多くが知っているのではないかと思われます。
実際に使用できるシーンもそれなりに多くあると評価できると思われるのです。
「あからさま」の意味
あからさまとは、包み隠す様子がないこと、はっきりと表れていることです。
このような意味で使用する表現になります。
隠す雰囲気が感じられない状況と言えるので、おおっぴらの意味にかなり近いです。
意味において区別することは困難であると言えます。
したがって、同じようなシーンで使用する言葉になると言えるのではないかと思われます。
「おおっぴら」と「あからさま」の用法や用例
「あの人たちはあんな大事な話をおおっぴらにしているけど、大丈夫なのかな。
周りの人間に聞かれる可能性が高いと思うのだが。
本人たちにとってはそんなに大切な話ではないのかもしれないけど。」
「あの人は特定の人に対する接し方があからさまに違う気がする。
明らかと言える状況であり、特定の人に対してはものすごく丁寧な対応になっているんだよ。」
おおっぴらとあからさまは意味が似ている
おおっぴらとあからさまは意味が割と似ていると言えます。
どちらも隠そうとしないという意味で使える言葉になるでしょう。
両者は意味においては区別しづらい面があるので、どちらを使っても構わないと言えそうです。
使用頻度もそこまで大きくは変わらないはずですから、これらの言葉は区別をするのが難しいと評価できるでしょう。