「ザボン」と「バンペイユ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

ザボンは「ミカンの仲間で大きな果実のこと」。

「文旦」と言い換えると分かりやすい。

バンペイユは「ザボンの仲間でザボンより大きくなる実のこと」。

「大夏みかん」と言い換えると分かりやすい。

冬になると夏ミカンの大型のものが出回るようになり、これらはザボンや文旦(ブンタン)、晩白柚(バンペイユ)などと呼ばれているミカンの仲間になります。

「ザボン」はミカンの仲間で「ブンタン・文旦」のこと

「ザボン」はマレー原産の柑橘類の常緑樹です。

夏みかんより大きく、冬に熟し、分厚い皮と甘い樹液が特徴です。

日本では九州や四国南部で栽培が行われています。

大きな実はスベスベの皮と黄色または緑がかった色をしています。

肉厚で内部は綿のような白い柔らかい皮の層になっています。

独特の香りもして、実は身ばなれが良く「文旦」は文旦漬けにもなります。

「バンペイユ」はザボンの仲間

「バンペイユ」はザボンの仲間で「晩白柚」と書きます。

直径が20センチにもなる超大型のミカンです。

「ザボン」の2倍はあろうかという直径を持ち、世界最大級のミカンになります。

主さは1.5~2キロとずっしりとした重量感があります。

色は黄色、中身は綿のような柔らかい皮質と夏みかんの様な身が入っています。

味は大変に予想以上に甘く、食べやすいものです。

細かく切ると食べやすいかも知れません。

「ブンタン」に比較した「バンペイユ」の異常さ

「バンペイユ」はミカンでは最大級のものですから、「ブンタン」に比較しても異常さが分かります。

皮の厚さは「ブンタン」の3倍の3センチあり、中身は皮に比較して小さいと錯覚するようなものですが、大きなものです。

「バンペイユ」は食べ方も異なり、細かく切り分けませんと食べにくいかも知れません。

ミカンは皮をむくと言う常識では無理がある果実です。

「ザボン」と「バンペイユ」とは

「ザボン」はマレー原産の柑橘類です。

別名「ブンタン・文旦」とも言われます。

九州や四国で栽培される南洋のミカンになります。

「バンペイユ」は「ザボン」の一種のミカンで大きさは世界最大級のものです。

大きさや重量などは「ザボン」をはるかに凌ぐものですから、食べる時には皮を剥くことはせずに切り分けて細かくします。

やや食べにくいものですが、味は大変に甘くおいしいものです。

最新の記事はこちらから