所感は「心に感じられたこと」。
心でどのようなことを感じたかを示すときに所感という表現を使います。
そこそこ有名な表現であると言えるでしょう。
所見は「見た結果としてどのような状況かということ」。
基本的には何かを見たうえで、どのように考えるかについて示した言葉と言えます。
たびたび使用される表現であると言えるでしょう。
「所感」の意味
所感とは、心に感じられたことです。
心に感じたことに関して示すときに使う言葉と言えます。
所感については、感想のような意味であり、そういうときに使っていきます。
したがって、日常的に使いやすい表現であると評価できるでしょう。
ただ、所感に関しては頻繁には使われないでしょう。
そこそこ有名な意味ではあるものの、使用頻度はそんなに高くないです。
「所見」の意味
所見とは、見た結果としてどのような状況かということです。
何らかのものを見たところ、どのような感想を持ったかといった意味で使っていく言葉です。
見たところ、どんな状況と言えるのかについて述べるときに使われる言葉と言えるのです。
所感との違いは非常に微妙と評価できるでしょう。
したがって、区別しづらい言葉と言えると思われるのです。
「所感」と「所見」の用法や用例
「この情景を見ていると、いろいろな所感が浮かんでくる。
それは1つや2つではなく、実にいろいろなものであり、心の中で整理するのが難しいと感じられるんだ。」
「私の所見としては、今回の問題に関しては原因は1つではないと思う。
いくつかの原因が同時に起きたからこそ、発生したトラブルであると評価できると思うんだ。」
所感と所見は意味が似ている
所感は心に感じられたことで、所見は見た結果どのように感じたかを表す言葉と言えます。
したがって、両者ともにその人の感想のような部分を含んでいる言葉と評価できるので、そこは理解しておくといいと思われます。
どちらもたまに見聞きする表現なので、意味は知っておくべきです。
実際にこういった言葉を使ったことがある人はそれなりにいるでしょう。