奮い起こすは「励ましたうえで、気力を盛んにしていく状況のこと」。
モチベーションなどを高めるという意図があります。
スポーツなどを含めて、いろいろな場面で使うことができます。
掻き立てるは「刺激によって、特定の気持ちを発生させること」。
外部からの刺激があることで、やる気などが生じるケースで使っていく言葉になります。
「奮い起こす」の意味
奮い起こすとは、励ましたうえで、気力を盛んにしていく状況のことです。
誰かを励ますことで、気力を高めていく状況と言えます。
ただ、奮い起こすについては自身でそういった状況にしていく、実際に気力を高めていくような場面で使うことも多々あります。
たまに見聞きする言葉になるので、それなりに知名度は高いと言えるでしょう。
「掻き立てる」の意味
掻き立てるとは、刺激によって、特定の気持ちを発生させることです。
刺激があると、人間はいろいろな感情を持つようになりますが、そういった部分に関する言葉です。
掻き立てるについては、掻き立てられるといった感じで、受け身のような使い方をする場合もあります。
そういった部分についても覚えておくといいと思われます。
「奮い起こす」と「掻き立てる」の用法や用例
「大事な大会の前には気持ちを奮い起こすことが重要だ。
何かしら自分のやる気を高めることができるような状況を用意するといい。
そうやって自分の気持ちをコントロールしていこう。」
「この映画を見ると、なんとなく闘争心が掻き立てられるな。
やっぱりスポーツを題材にしている作品だけに、そういう気持ちは自然とわいてくる。
自分も頑張りたいと思えてくるんだ。」
奮い起こすと掻き立てるは似たような意味の言葉
奮い起こすと掻き立てるはともに何らかの気持ちを発生させる状況において使っていきます。
したがって、両者はそれなりに意味が似ていると評価できるはずです。
でも、奮い起こすについては気力を対象にすることが多いので、そこはポイントになります。
区別できる部分が一切ないわけではありませんが、両者はかなり似た言葉になると言えます。